【大阪杯2020】サインは“新型コロナウイルス”?危険な3頭と推奨サイン馬1頭とは?

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今週は2017年からG1に昇格して今年で4回目の開催となる「大阪杯」が開催される。今回もサイン理論で予想をしていきたいが、先週の高松宮記念は新型コロナウィルス感染拡大の影響によって脅かされている“都市封鎖(ロックダウン)”をサインとし、ロックダウンされている都市名が馬名に入っている馬を危険視する予想を展開したところ、見事にその馬たちが馬券圏外に飛んでいった。

本命視した馬は結局来なかったが、やはりコロナウイルス関連のサインが強いと踏んで、今週もコロナウイルス関連の話題をサインとし、大阪杯を予想していきたいと思う。

大阪杯ということで関西圏のニュースを探っていくところから始めたいが、近々のニュースだとつい先日、大阪府が感染拡大の防止のためバーやナイトクラブといったいわゆる“夜のお店”への出入りを自粛するよう府民に呼びかけたことが話題となった。

ということで、今回は“夜のお店っぽい”名前の馬名を危険視したいと思う。夜のお店っぽい名前かどうかは人それぞれ感じ方に差が出てくると思うが、今回はあくまで筆者個人の予想ということで、勝手に選ばせていただくことをご了承いただきたい。

今回選んだ馬は3頭。1頭目は「カデナ」だ。パブ・カデナ、バー・カデナ、クラブ・カデナなど、実際あるかどうかは分からないが、響きとしてはありそうな感じがする。フランス語では“南京錠”という意味があり、SMクラブなんかはピッタリではなかろうか。

2頭目は「ジナンボー」だ。アパパネの次男であることから“次男坊”という名前が付けられた馬だが、こちらは洋風なお店の雰囲気を漂わせたカデナとは違い、居酒屋や和風ダイニングといった和風なお店にピッタリの名前である。バーやナイトクラブとは少し違うが、居酒屋も一つの夜のお店として捉えるなら、こちらも対象馬と見て良いだろう。

3頭目は「クレッシェンドラヴ」だ。音楽用語で“だんだん強く”という意味があり、こちらもとても響きが良いステキな名前である。ジャズバーやラウンジといった高級な雰囲気が漂うお店に合いそうだ。

ということで、大阪府の要請により今回は「カデナ」「ジナンボー」「クレッシェンドラヴ」の3頭の馬券購入は自粛させていただきたいと思う。繰り返すがこれはあくまで筆者個人のフィーリングで選んだ馬であり、人によってはそう思わないと感じる方もいるだろうし、その場合はご自身で選出してみると良いでしょう。

さて、気になるのは本命馬の方だが、やはり前回同様、新型コロナウイルスの脅威に立ち向かうようなプラスなサイン要素を含む馬から狙っていきたい。

今回サイン予想で選んだ本命馬は「マカヒキ」だ。

ハワイ語で「収穫」、または神や収穫に感謝を捧げると同時に休息とリクリエーションを兼ねる「休息の期間」という意味合いも持っており、オーナーの金子氏が大のハワイ好きであることからハワイ語由来の名前を付けられたとされている。

古代ハワイには“マカヒキ祭”という収穫祭があり、11月頃から3月頃までの約4ヶ月間の期間に行われていたとされている。この期間は農作業はもちろん、戦争行為もダメで、寺院での儀式も中止となり、食事の用意な どを除き、家作りやカヌー作りといった不急の仕事も休みになったという。

今我々の時代では、新型コロナウィルスの影響によって世界的に休暇の取得やテレワークでの対応を余儀なくされている。まさに世界規模で“マカヒキ祭”が行われている状況と言ってもいいだろう。

ただ、“休息”と言えば聞こえはいいが、“路頭に迷う”という状況になっている人も多くいるため、あまり楽観的過ぎたり不心得な言動はしたくはない。プラスなサイン要素であると捉えたのは、収穫を感謝する収穫祭が終わった後には、必ずまた本格的な収穫期が来るということだ。この新型コロナウィルスの騒動が終われば、必ずまた世界は良くなっていくはず。マカヒキ祭の時期がちょうど3月頃までということもあり、今の時期ともピッタリ合う。一刻も早い感染被害の終息を願い「マカヒキ」を本命視した予想で勝負したいと思う。