【注目新馬】スパンクルドスター、募集総額1億円は自信の現れか?

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マイルから中距離において欧州でデビューから無敗、まさに無敵の競走馬として名を馳せたフランケルの産駒で、日本において名高いのはデビュー当初は2歳時にあえて牡馬混じりの朝日杯FSを選択したミスエルテでしたが、現在のところの代表産駒はミスエルテと同い年のオークス馬ソウルスターリングと言えるでしょう。母はフランスのスタセリタで、ソウルスターリング以降は3年連続でディープインパクトを種付けしています。

スタセリタ産駒は牝馬に恵まれた家系で、これまでの産駒5世代全てが牝馬となっています。3世代連続でディープインパクトをつけてきた生産者側としても、今となっては1頭は牡馬が欲しかったというのが本音かもしれません。

今年デビューを控えている2017年生まれのスパンクルドスターは姉のソウルスターリング、シェーングランツと同様に美浦・藤沢厩舎へと入りました。7月に函館でゲート試験を受け、先月には再入厩。順調に調教を積んでおり、デビューは来月の東京開催を予定しており、はやければ10月5日の芝1600mで初お目見えとなりそうです。

姉たちと同様に社台レースホースのクラブ馬で、姉にG1馬もディープインパクト産駒ということで1口250万円の40口、総額1億円での募集となっています。全姉のシェーングランツがアルテミスステークスこそ勝利しているものの3歳になってから未勝利、掲示板がやっとということを考えると若干高額に感じる値段設定ですが、勝ち負けはともかく牝馬クラシックに名を轟かせる確率は非常に高い血統のためデビュー戦から注目したい1頭ですね。