【スプリンターズS2017】昨年9着のリベンジなるか?レッツゴードンキ!

いよいよ秋のG1第一弾・スプリンターズSが今週開催されます。これから年末までの14週間で13のG1レースが開催され、気がつけば有馬記念、東京大賞典へと続き気がつけば年末となるでしょう。例年と違うのは、今年からG1格上げとなったホープフルステークスが一年の締めくくりのレースとして位置づけられる点でしょう。

スプリンターズSは出走馬にとっては年内の総仕上げかもしれませんが、我々にしてみればG1ラッシュの皮切りとなる一戦。やはり正月の金杯同様、最初の1つというのは特別なものなので、何とか的中させて次への弾みを付けたいところですが、今年はフルゲート必至の大混戦が予想されます。

何より今年はレッドファルクス、ビッグアーサーといったG1馬が前哨戦を使わずぶっつけ本番という異色のローテーションで挑みます。また、今年の高松宮記念の覇者セイウンコウセイも6月の函館スプリントステークスでの4着からどこも使わず、良くないイメージを持ったままの出走となりました。実績上位馬を信用して良いのか、今年ほど軸馬選定の難しいスプリンターズSは珍しいかもしれません。

そんな中、私が推したいのはレッツゴードンキです。中山コースでは勝ち星こそないもののターコイズSでは2着入線、また桜花賞では右回り、坂コースへの適性もみせました。昨年のスプリンターズSでは9着と崩れてしまいましたが、今年の高松宮記念で2着と巻き返しをみせ、短距離実績も申し分ありません。

高松宮記念ではセイウンコウセイにこそ敗れたものの、中京で厳しい後方待機から末脚を伸ばし2着と、負けて強しの内容でした。レッツゴードンキも先述の強豪馬同様にヴィクトリアマイルからのぶっつけ本番となります。休み明けの戦績が良くないのが懸念材料ではありますが、前走11着大敗から出走ということで人気は大幅に落ちるであろうことを予想すると、馬券妙味は増しています。

昨年のスプリンターズSでは末脚不発の9着惨敗となりましたが、リベンジを期待したいです。