【新潟記念2018予想】ストーンウェア、好条件揃っている

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波乱多き夏の一戦、「新潟記念」がいよいよ今週末開催です。

藤田菜七子騎手のベアインマインドでの参戦が急遽決定し、JRA女性騎手の重賞初制覇がかかっている一戦ということで注目が集まりそうですね。先週はJRA女性騎手最多勝利記録を更新したばかりですし、記録達成の流れが続くかどうか?人気薄の牝馬が穴を開けるケースが多いレースですので、穴馬としても人気を集めそうな予感がします。

さて、記録達成と言えば、8月月初に行われた小倉記念をストーンウェアで勝てば全10場重賞制覇の快挙となった蛯名正義騎手。結果は惜しくも5着に敗れましたが、個人的には着順以上に高く評価したい一戦だったということで、今回は蛯名騎手が騎乗するストーンウェアに注目したいと思います。

重賞は2戦2敗という成績ですが、3走前のオープンのメイステークスではサトノアーサーを抑えて2着に食い込むなど、能力的には重賞でも十分足りている馬です。

メイステークスでもそうでしたが、基本的には後ろからの馬で、今年は安定して末脚を披露しており全3戦で掲示板内を確保しております。ただ、前走の小倉記念では好発を切って5番手から追走と、いつもよりも前目のポジションから競馬をしており、新しい競馬を見せてくれました。序盤スローで後半から前が引き上げる競馬となり、最後はジリジリと伸びて粘り込むかたちでの5着でした。

普段よりも前目だったので目を引きましたし、3~4コーナーでは置かれ気味でしたが、後半のラップを考えれば5着に粘り込めたのは決して悪くない内容だと思っております。

今回も前目でペースがそこまで上がらなければと思っておりますが、先行勢を見てみると、セダブリランテスに石川騎手、マイネルハニーに柴田大知騎手、マイネルミラノに津村騎手と、そこまで飛ばしていくようなイメージもありません。今回も直線の長いコースですし、前走より展開が向いてもおかしくはないのではないでしょうか。

3歳馬のブラストワンピースがどの程度の強さなのかまだ見極めきれていない部分がありますが、古馬勢だけを見ればそこまで抜けて強い馬というのもおりませんので、ストーンウェアにとって条件が向きそうな今回は、この馬が強い競馬を見せてくれるのではないでしょうか。