【浦和記念2022予想】地方転身のスワーヴアラミス、古巣に一泡吹かせられるか?

今週水曜は祝日・勤労感謝の日となり、地方交流重賞ではJpnⅡの浦和記念が開催されます。

今年は11頭立ての予定となっており、ご多分に漏れずJRA所属馬が優勢というのが過去10年のデータをみてもわかりやすくなっています。地方馬劣勢の中で敢えて狙ってみたいのが、元JRA所属のスワーヴアラミスです。

これまでハイレベルなメンバーと対戦を繰り広げてきており、マーチステークス、エルムステークス、東海ステークスと中央重賞を3勝。今年は帝王賞で7着に終わり、続くエルムSで9着敗退後に大井の荒山厩舎に移籍。復帰初戦となった川崎競馬場の富士見オープンでは見事1番人気に応えて勝利し、格の違いを見せつけました。

相手関係が楽だったこともありますが、まだ7歳ということもあり成長力に定評もあるハーツクライ産駒という点からも、これからが楽しみな1頭と言えるでしょう。中央在籍時の実績を考えると地方馬代表の位置にいると言えるのではないでしょうか。

後方待機策で怖い武豊騎手騎乗のクリノドラゴンや、3歳勢から出走予定でC.デムーロ騎手騎乗で人気が予想されるタイセイドレフォンなど、今年もJRA勢が優勢という中では伏兵的な立場での参戦が濃厚。妙味のある穴馬として狙いたくなる1頭でもあります。

過去にはケイティブレイブやオールブラッシュ、さらにダノンファラオなどがこのレースを勝利しており、地方交流重賞で今後活躍するうえでは欠かせないレースと言えそうで、今年の勝ち馬の今後にも注目したいところです。