福島・中京・函館いよいよ、7月に突入本格的な夏競馬スタート

記事「福島・中京・函館いよいよ、7月に突入本格的な夏競馬スタート」のサムネイル画像

いよいよローカル開催にシフトチェンジし、約2か月間に渡って本格的な夏競馬が開催される。先ずは、福島・中京・函館の3場でスタート。函館は6月17日から開催しており、函館の皆様は一足先に夏競馬を満喫されていることだろう。

7月末からはまた開催地が入れ替わり新潟・小倉・札幌へ移る。特に新潟は筆者の出身地ということもあって、毎年楽しみにしている開催地の1つだ。新潟競馬場の駐車場は朝から満車状態が続き、ナンバープレートを見ると案外関西方面からの車が多いことに驚く。

夏競馬は春に比べて閑散とするイメージのある方も多いかもしれないが、意外と重賞のない土曜日の朝からでも混雑しており、指定席を取る場合はかなり早く競馬場に着いていないと厳しい。ローカル開催と一括りにしても、北は北海道から南は福岡まで様々な地域があり、当然画一的なものではない。福島へは関西よりも関東のファンが多く訪れ、新幹線の便も良い。中京は距離的には若干関西のほうが近いが、東西のファンがこぞって集う中心地。北海道新幹線ができたため関東から函館へのアクセスはグッと近づいた。しかし、格安航空券などを選べばまだやはり空路のほうが有利か。函館と言えば、旬の魚介類が豊富。また、食を楽しみにしているのはファンのみではない。朝の市場に行けばジョッキーと出会う可能性もある。

夏競馬は競馬以外の楽しみ方も色々とあるので、競馬オンリーよりも夏をエンジョイした方が良い。勿論主役は競馬。主役は競馬で、帰りに温泉旅館に1泊など、せっかくなら優雅に過ごしたい。その為には馬券で勝つことが肝要。そんないつもと違うスリルを感じながらする夏競馬もたまにはいいと思う。毎回こんなスリルを感じる競馬は出来ない。ローカル開催を理由に遠出ができる間だけ、思い切りやんちゃな競馬を楽しむことが出来るのが夏競馬の1番の魅力であるところ。夏を盛り上げるのは皆さんの馬券攻略にかかっている。