【テレビユー福島賞】1, 2番人気が勝てないちょい荒れレース制するのは?

夏になると準オープンレースが減ってきます。2歳新馬・未勝利戦、また中央生き残りのサバイバルレースともなる3歳未勝利戦が充実している時期でもあり、どうしてもこのクラスにしわ寄せがくるようですね。日の長さを利用して、夏競馬だけレース数を増やせばいいのに、と思いもしますが、こればかりは仕方ない。

というわけで、数少ない準オープンレースの中から今日は福島競馬場で行われるテレビユー福島賞を見ていきます。過去4年のデータから狙える馬をあぶりだしていきましょう。

馬連万馬券は過去4年で0。しかしながら3連単では2014年に75万馬券が出ています。とはいえ1, 2番人気馬がいずれも未勝利という結果。馬連派は、ちょい荒れ期待で馬券購入は考えてみましょう。

前走からの距離短縮組が過去3勝と好調です。同距離となるタガノアガザル、アルマエルナト、ジャストドゥイング、メイショウハガクレ、アドマイヤイナズマ、さらに距離延長となるハッシュはここで脱落。上記の馬たちはいずれも想定オッズでは人気が予想される馬たちばかりです。

続いて圧倒的に牝馬が強い。3勝2着2回。もはや牝馬から購入すれば自動的に当たるんじゃないか?と思えるくらいの成績です。上記の馬ではハッシュが該当でしたが、距離延長がどうでるか。

最後に母の父がサンデーサイレンス系の相性がいい。過去8頭出走で、4頭が馬券圏内です。ここでまたもやハッシュが該当。牡馬ではタガノアガザル、ワードイズボンドが狙い目といえます。

この3つをすべて満たした馬が軸馬です!といいたいところですが、3つ満たした馬が今回見当たりません。となると2つ満たした馬を推奨しておきましょう。距離延長に目をつぶるなら母の父サンデーサイレンスの牝馬ハッシュ。母の父ヒシアケボノでサンデーサイレンス系ではないが距離短縮・牝馬を満たしたクラウンロゼ。そして想定では無印に近いですが、距離短縮・母の父サンデーサイレンスのワードイズボンド。最後に同じく人気がほとんどないであろう距離短縮・牝馬のカシノワルツ。

3着に人気薄が来るケースはありましたが、馬連では大荒れが少ないことを見越して、推奨馬はクラウンロゼ、ハッシュの2頭にしておきます。