テンハッピーローズが引退、社台ファームで繁殖入り

先月23日にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で開催された1351ターフスプリントで7着だったテンハッピーローズ(牝7、高柳大輔厩舎)が、現役を引退し、社台ファームで繁殖入りすることが明らかになった。5日、同馬を管理する高柳調教師が発表した。

テンハッピーローズは2020年8月にデビュー。同年のアルテミスSで3着に好走し、2022年5月のフリーウェイSを快勝してオープン入りを達成。2023年8月の朱鷺Sでリステッド初勝利を果たすと、翌年2024年のヴィクトリアマイルでは14番人気ながら快勝し、G1初制覇を達成した。同年11月にはアメリカのBCマイルに挑戦し、4着に善戦。今年初戦の1351ターフスプリント・7着がラストランとなった。

テンハッピーローズは父エピファネイア、母フェータルローズ、母父タニノギムレットという血統。通算成績は27戦6勝。テンハッピーローズ号、お疲れさまでした。