【キーンランドカップ予想2018】コース&ローテがともに理想的な穴馬とは?

フルゲート16頭に対して登録20頭と、大人気となったのが今週の日曜札幌メインレースとなるキーンランドカップ(G3)です。

昨年は9歳馬のエポワスが12番人気で勝利し、波乱の決着となりました。昨年は13頭と少頭数で行われましたが、今年は頭数が多いこともあり、大混戦が予想されます。今週は札幌競馬場でワールドオールスタージョッキーズが組まれていることもあり、今年の出走馬にも4人の外国人騎手の騎乗が想定されています。

美浦・堀厩舎のキャンベルジュニアにはデムーロ騎手、美浦・星野厩舎のキングハートにはフォーリー騎手、美浦・杉浦厩舎のナックビーナスにはモレイラ騎手、そして前走で京王杯SCを制覇したムーンクエイクには主戦のルメール騎手が騎乗を予定しています。

そんな中で今回穴馬として注目しているのは、今年の4月に春雷Sをアタマ差で制してオープンレースを勝利した、ハーツクライ産駒のペイシャフェリシタです。

ここ2戦を見てみますと、CBC賞、アイビスSDでそれぞれ2,3番人気と高い支持を受けたものの、いずれも15着、11着と惨敗。このクラスでは荷が重いと思われる敗退ですが、いずれも出負け、直千という本来の力が出し切れない条件でのレースだったことも、まだまだ見限れません。

さらに注目したいのが札幌競馬場との相性です。札幌はこれまで6戦し【1-2-0-3】と連対率50%の安定感があり、またローテーションに関しても中3週は【3-0-0-2】と勝率60%のハイアベレージです。今回は近3戦でペイシャフェリシタの手綱を握った三浦騎手から、今回が同馬と初コンビとなる田辺騎手へ乗り替わりとなります。札幌は昨年のオールスタージョッキー戦以来で、馬と比べると札幌の実績はそこまでですが、人気薄をよく持ってくる騎手でもありますので、期待したいと思います。

夏競馬も終盤の8月後半ですが、夏は牝馬の格言もまだ適っておりますし、人気が落ちてくるであろう今回は、馬場適性、ローテ含め狙い目ではないでしょうか。