最近は満員がなくなった。

競馬ブームが頂点にあった頃、有馬記念や日本ダービーと言った主要GⅠレースは満員になり競馬場に入れない人もいた。特に有馬記念が行われる中山競馬場は東京競馬場より狭いので、7レース辺りから身動きが全く取れなくなる。大げさに書けば午後になると身動きが取れない。それくらい人口密度が高かった。

一時嘆かれた競馬人気の低迷からは脱し、最近はある程度の入場者数もあるが、それでも満員とまではいかない。以前に比べて断然今の方が人口密度は低い。売り上げが全てを物語っていると言ってもいいかも知れない。オグリキャップがラストランで奇跡の勝利をあげた有馬記念以上の入場者数に盛り上がりを超えるレースは今後もうないかも知れない。

奇しくも鞍上は武豊騎手だった。オグリコールは2キロ離れた公営住宅まで聞こえたと言う伝説のレース。初めてコールが起きたのは、アイネスフウジンが勝った日本ダービーのナカノコール。観衆の間で自然発生し、ナカノコールは物凄いボリュームとなった。今はここまでのボリュームのコールはない。時代は色褪せないが、何故か競馬の場合は少し色褪せてしまっている感じがするのが気のせいだろうか?時代は進化している。海外馬券も発売された。後は国内での盛り上がりの再燃があればなお良い。