【セレクトセール2019】タイタンクイーンの2019が4億7000万円!落札者は近藤利一氏

2日間を通して行われる「セレクトセール2019」の初日は1歳馬239頭が上場され、ミュージカルウェイ2018が1歳セリ史上最高額タイとなる3億6000万円で落札されるなど、記録的な高額落札馬が飛び出した。

初日の取引総額は107億3200万円となり、1歳セリ史上最高額だった96億7450万円を大きく上回り、過去最高を記録した。

9日は当歳馬のセールとなる2日目。本日も1頭目のマラコスタムブラダの2019が1億6000万円で落札され、昨日の8日に引き続き1頭目から大台超えとなった。

その後も、ロードカナロア産駒のアゲヒバリの2019(牡)が2億1000万円、ドレフォン産駒のアドマイヤセプターの2019(牡)が2億5000万円で落札されるなど、ミリオンホースが次々に飛び出した。

中でも一際会場を沸かせたのはディープインパクト産駒のタイタンクイーンの2019(牡)だ。タイタンクイーンの2019の父は名種牡馬のディープインパクトで、米国産の母タイタンクイーンは北米でも2頭の重賞ウィナーを輩出しており、ディープインパクトとの配合は本馬が初めてとなる。セリは1億円からスタートすると、いきなり3億円につり上がり序盤からヒートアップする展開となった。最終的には「アドマイヤ」の冠名でおなじみの近藤利一氏が4億7000万円で落札した。近藤氏は前日8日にも1歳セリ史上最高タイの3億6000万円でミュージカルウェイの2018を落札しており、2日連続での高額落札となった。