東京ジャンプステークス(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

今週の土曜は今春の東京開催最後の重賞、東京ジャンプステークスが開催されます。同競走は09年より施行時期が10月から6月に移され、名称も東京オータムジャンプから東京ジャンプステークスへ変更されました。さらに、12年より距離が3300mから3110mへ短縮されました。

今回は、施行時期が6月となった09年以降の過去9年間のデータをもとに傾向を探っていきたいと思います。なお、枠順・脚質データについては距離の条件が変更された12年以降の過去6年間のデータをまとめました。

■勝ち馬は人気上位が堅実も、ヒモ荒れには警戒

「1番人気」は最多の3勝をあげ、勝率・連対率・複勝率がトップです。過去の勝ち馬9頭中7頭は3番人気内の馬でした。勝ち馬については上位人気馬が堅実ですが、単勝オッズ50倍以上の馬が2,3着によく絡んでおり（0-2-3-16）、人気薄が波乱を演出するケースも少なくありません。258万馬券と過去に高額配当が出ていることからも、障害レースとしては珍しく波乱傾向が強いレースです。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■枠順による有利不利は少ない、脚質は「逃げ・先行馬」に注目

コースは東京競馬場の障害3110mを使用。枠順は唯一2勝をあげている「5枠」が勝率・連対率でトップですが、複勝率ベースでは大きな差はなく、枠順による有利不利は少ないと言えます。

脚質は4勝をあげている「先行馬」が好成績です。「逃げ馬」の好走率も高く、基本的には前で競馬をする馬が好走傾向にあります。

※上記の「枠順データ」と「脚質データ」は、3110mに変更された12年以降の過去6年間のものです。

■馬体重は「-19kg～-10kg」に注目

馬体重は最多の3勝をあげている「-19kg～-10kg」に注目。馬体重の増減は、馬体重が減っている馬が好走傾向にあります。

■「4歳馬」が好走傾向に

馬齢は3勝をあげている「4歳馬」が、勝率・連対率・複勝率でトップです。「牡馬」が中心で、所属は関西馬も関東馬も大きな差はありません。

■前走は「障害・オープン」に注目

前走は最多の5勝をあげ、馬券圏内の頭数が一番多い「障害・オープン」に注目。前走着順は、6勝をあげている「1着馬」が好成績です。

■騎手は「西谷誠」に注目

騎手は唯一2勝をあげている「西谷誠」に注目。