【桜花賞2025】1週前追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開

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牝馬三冠の第一関門「桜花賞」へ向けて各馬が1週前追い切りを終えてきました。今回は人気が予想される有力馬3頭の1週前追い切りを取り上げましたので、予想の際にお役立てください。

エリカエクスプレス(牝3、杉山晴紀厩舎)

4/3(木)栗東・CW(良)6F78.3-5F62.6-4F48.5-3F34.8-1F11.2(馬なり)

栗東CWコースで単走。序盤から速いラップを刻んでいきながらも、ラストもしっかりギアを入れてラスト1Fは11秒2の好時計でまとめてゴール。序盤行きたがるところを見せていましたが、リズムあるフットワークで無理のない動き。時計を見なければここまで速い時計を出しているとは思えないほど楽に見える動きでした。5F62秒6、3F34秒8は前日、当日含めて最速の時計で、状態面の良さがうかがえます。気性面の課題はまだ残していますが、まず状態は絶好と見て間違いないでしょう。

アルマヴェローチェ(牝3、上村洋行厩舎)

4/2(水)栗東・CW(良)7F96.8-6F80.4-5F66.0-4F51.3-3F36.4-1F11.4(一杯)

岩田望来騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬レーウィンを2馬身追走し、直線は一杯に追われてラスト1Fは11秒4の脚で交わして1馬身先着。1週前ということで一杯に追われ、しっかりと負荷をかけてきました。道中はしっかりと折り合って併せ馬の後ろで脚を溜めることができており、鞍上とのコンタクトもスムーズ。ラストも鞍上の合図に鋭く反応して11秒台の脚で併せ馬を圧倒と、文句なしの動きと時計です。阪神JFから直行のローテーションで臨みますが、万全の態勢を整えてこれている印象です。

リンクスティップ(牝3、西村真幸厩舎)

4/3(木)栗東・CW(良)6F81.4-1F10.9(馬なり)

M.デムーロ騎手を背に栗東CWコースで3頭併せ。3歳未勝利の僚馬ベールノエルと同じく3歳未勝利のディクシャを追走し、直線はこの日最速タイとなるラスト1F10秒9をマークしてペールノエルと併入、ディクシャに半馬身先着してゴールしました。道中の息遣いは良く、ラストの切れ味も抜群。時計は前走以下ですが、併せ馬を交えてここまで速い時計をマークしてきたのは好感が持てます。今年は前が流れてもおかしくなメンバー構成で、前目で溜めつつしまいの脚を活かす競馬を意識した追い切りを消化できたのも好材料。上々の仕上がりと見て良いでしょう。