【天皇賞春2025】1週前追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開

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長距離最強を決める上半期の大一番「天皇賞・春」へ向けて各馬が1週前追い切りを終えてきました。今回は人気が予想される有力馬3頭の1週前追い切りを取り上げましたので、予想の際にお役立てください。

ヘデントール(牡4、木村哲也厩舎)

4/23(水)美浦・坂路(やや重)6F77。5-3F35.8-1F12.0(馬なり)

美浦の坂路で2頭併せ。3歳1勝クラスの僚馬レッドキングリーを3馬身先行させ、序盤から速いペースでしたが楽に追走。直線は力強いフットワークで内から伸びて併入しました。長めからのハード追いは木村厩舎のお家芸ですが、厳しい負荷も難なくこなし、デビュー以来の一番時計をマークして状態の良さをアピールしてきました。

サンライズアース(牡4、石坂公一厩舎)

4/24(木)栗東・坂路(やや重)4F53.9-3F39.2-1F12.5(馬なり)

池添謙一騎手を背に栗東坂路で2頭併せ。3歳未勝利の僚馬マスターライセンスを1馬身半追走し、内からラスト1F12秒5の脚で交わして半馬身先着しました。時計は平凡ですが、坂路では普段から時計はこの程度。6馬身差で圧勝した前走の反動が気がかりでしたが、全く不安を感じさせない素軽い動きで、前走から高いレベルで好調をキープできている印象です。

ハヤテノフクノスケ(牡4、中村直也厩舎)

4/24(木)栗東・CW(やや重)6F79.8-4F48.8-3F34.7-1F10.9(馬なり)

岩田望来騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。3歳未勝利の僚馬アースグレーザーを2馬身追走し、直線は外へ進路を取ってラスト1Fは10秒9の脚で3馬身突き放して先着しました。内を回っている分で速くなっていることもありますが、3F34秒台は前日水曜日を含めてもこの馬1頭のみで、十分に負荷がかけられています。3コーナーあたりで相手が動き出したのに合わせて前との差を詰めにかかっており、鞍上とのコンタクトも抜群です。前走以上の内容と時計で、本番の走りが期待できる1頭です。