【ヴィクトリアマイル2025】1週前追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開

春のマイル女王決定戦「ヴィクトリアマイル」へ向けて各馬が1週前追い切りを終えてきました。今回は人気が予想される有力馬3頭の1週前追い切りを取り上げましたので、予想の際にお役立てください。
アスコリピチェーノ(牝4、黒岩陽一厩舎)
5/7(水)美浦・W(重)6F82.4-5F66.2-4F51.2-3F36.9-1F11.0(強め)
美浦のWコースで3頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬プラ―ヴィと、古馬2勝クラスのコスモオピニオンを先行させ、道中は最後方で折り合いに専念。4コーナーで差をつめて前を捉えると、直線は内から並走し、強めに追われてラスト1F11秒0の脚で併走馬を突き放して悠々と2頭に2馬身先着してゴールしました。古馬相手にあっさり先着し、6Fの時計もこの日の一番時計。動き・時計ともに申し分ない内容です。ここは春の目標に設定していた舞台で、前走からの回復状況も良好。抜かりなく仕上げられていると見て良さそうです。
ボンドガール(牝4、手塚貴久厩舎)
5/8(木)美浦・W(重)4F50.8-3F36.6-2F23.3-1F11.2(馬なり)
美浦のWコースで単走。序盤から良いペースで進み、ゴール前で仕掛けられるとラスト1Fは11秒2の切れ味を見せてゴール。Wコースで半マイル追いのしまい重点はいつものパターンですが、折り合いを欠いた前走の追い切りから内容は良化。先週は坂路で併せ馬を行い、馬なりで流して4F52.8-1F12.5をマーク。間隔がそこまで空いていない中でもしっかり動いてしまいのキレも健在です。前走も好仕上がりを印象付けていましたが、今回も高いレベルで好状態をキープ出来ていると見て良いでしょう。
シランケド(牝5、牧浦充徳厩舎)
5/7(水)栗東・CW(重)6F80.5-5F65.8-4F51.1-3F36.5-1F11.6(馬なり)
M.デムーロ騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬エコロマーズを1秒以上先行させて追走。僚馬に取り付けず結果的に単走のような追い切りとなってしまいましたが、全体時計・しまいといずれも時計は優秀です。5Fあたりで他厩舎の馬も間に入って併せ馬のような形にもなっており、陣営が思い描いた追い切りを消化できたようには見えませんが、道中はスムーズな行きっぷりで我慢も利いていました。間隔を空けてしか使えなかった同馬がこの間隔で参戦してくることも成長の証。早目に栗東へ帰厩してしっかりと乗り込まれており、臨戦態勢は万全です。