【安田記念2025】1週前追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開

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上半期のマイル王者決定戦「安田記念」へ向けて各馬が1週前追い切りを終えてきました。今回は人気が予想される有力馬3頭の1週前追い切りを取り上げましたので、予想の際にお役立てください。

ジャンタルマンタル(牡4、高野友和厩舎)

5/28(水)栗東・坂路(良)4F50.1-1F12.2(馬なり)

川田将雅騎手を背に栗東坂路で単走。序盤から良いラップを刻んでいき、ラスト1Fを12秒2でまとめ、自己ベストを2秒3も更新する好時計をマークしてゴールしました。昨年の香港マイルからのぶっつけ本番で半年ぶりの実戦となりますが、道中は速いラップを刻みつつも引っかかることなく、しまいの伸びも迫力満点。坂路でここまで攻めた時計を出してきたのは珍しく、緒戦から高いパフォーマンスが期待できそうです。

ソウルラッシュ(牡7、池江泰寿厩舎)

5/28(水)栗東・CW(良)6F81.5-5F65.7-4F50.7-3F35.2-1F10.5(馬なり)

浜中俊騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。障害未勝利の僚馬スペクトログラムを5馬身半先行させ、道中は後ろで脚を溜めて追走。直線は内に取り付いてラスト1Fで鞍上が促すと、抜群の反応を見せて相手を3馬身半突き放して先着しました。抜け出すとソラを使うところがありますが、ギリギリまで我慢を利かせて一瞬の脚で突き放してと、本番をイメージした追い切りを消化できたという印象。圧巻の数字からも、好調と見て良いでしょう。

トロヴァトーレ(牡4、鹿戸雄一厩舎)

5/28(水)美浦・W(良)6F84.8-4F37.4-1F11.4(強め)

横山武史騎手を背に美浦のWコースで単走。前半はゆったりと入って直線強めに追われると、ラスト1Fは11秒4と鋭く伸びてゴールしました。2週前にもWコースを単走で追われて5F68.9-1F11.7を馬なりでマークしており、負荷は十分。前走は休み明けで馬体重10kg増、展開も不向きな中でもしっかりと差し切って快勝しました。2週連続で負荷がかけられたここは、前走以上の仕上がりが見込めます。