【アルゼンチン共和国杯2020予想】敗退続きでここが狙い目?人気落ちのトーセンカンビーナ

秋華賞、菊花賞、秋の天皇賞と単勝1倍台の馬が連勝を続けている秋のG1戦線ですが、今週は一休みということで、日曜東京メインレースはハンデ重賞のG2・アルゼンチン共和国杯が開催です。

ジャパンカップや有馬記念に向けて出走を狙っている陣営も多く、今年はフルゲート18頭に対して登録22頭と、先週の秋の天皇賞がフルゲート割れになったことを考えると大人気といえる重賞となっています。

昨年は秋の天皇賞4着の実績もあるユーキャンスマイルがここで秋の復帰初戦となり、先週のスワンSで単勝万馬券での逃げ切り勝ちをおさめた岩田騎手が騎乗予定となっています。

ほかの重賞勝ち馬の中では、夏に大波乱となった函館記念を制したアドマイヤジャスタ、どろんこ馬場の弥生賞を制したメイショウテンゲン、さらに今年の青葉賞勝利後、日本ダービーに出走せず休養に入っていたオーソリティなどが出走を予定しており、実績馬、上がり馬が混在した見ごたえのあるレースとなりそうです。

フルゲート必至かつ生粋の逃げ馬が不在となりそうなだけに、展開面が読みにくいところではありますが、今回狙ってみたいのはディープインパクト産駒のトーセンカンビーナです。美浦・加藤厩舎の管理馬で今回はデムーロ騎手を確保して挑む予定となっています。

ここ2戦は8着、12着と見せ場なく敗退を喫していますが、阪神大賞典では今回人気を背負うユーキャンスマイル相手に2着、さらに春の天皇賞では7番人気ながら5着に食い込んでおり、長距離適性と展開次第でハマる末脚が魅力の1頭です。

東京コースはこれまで4戦して3着が最高の戦績ということもあり、コースとの相性がいいとは言えませんが、ここ2戦の大敗も含め、人気もそこまで上がってこないこともあり、芝2400m以上なら改めて見直せるだけの能力は持っている馬だけに馬券妙味もありそうですね。