名古屋競馬の加藤利征騎手、騎乗馬に暴力か?「虻を払い落とそうとした行為」のため、処分はなし

名古屋競馬で加藤利征(かとうとしゆき)騎手が馬を殴るように見えた行為の映像が映り、映像が公開されたツイッターの動画が1日で10万回再生近く再生されるなど、SNS上で大きな話題となった。

これに対して愛知県競馬組合は、映像確認と事情聴取の結果、「騎乗馬の頭部に止まった虻を払い落そうとした行為」とし、処分は無しとした。2日、同組合が公式サイトで発表した。

今回の騒動は、名古屋1Rの「名古屋モーニングフィーバー17C17」に出走するコスモレグノに騎乗する加藤利征騎手がとった行動が原因とされている。本馬場入場時に、加藤騎手が騎乗馬のコスモレグノの頭を右手で強く叩き、馬もこれに驚いて首を後ろに引いている姿が映った。

手を振り上げて強く叩くその姿は非常に「暴力的」に見え、「虻を払い落している」行為に見えたと言うファンは少ないだろう。仮に本当に虻を払い落としているのだとしても、騎手という職業である人間が殴ったように見えるほど強く馬を叩くことが行われていること自体、ファンとしては大変残念であり、誠に遺憾である。

名古屋競馬では2016年4月にも、丹羽克輝(にわかつき)騎手が騎乗馬のメイショウコルシカの首をゴール後におもいきり殴る姿がテレビで放映され、インターネットで大きな話題となった。この時メイショウコルシカは単勝オッズ1.2倍の1番人気馬だったが、僅差の2着に敗れ、負けた腹いせに馬を殴ったとしか捉えようのないこの行動は、多くの競馬ファンの反感を買った。

今回の加藤騎手の行為に対する愛知県競馬組合の発表は以下の通り。

「ー令和元年度第10回1日目 加藤利征騎手の行為についてー

本馬場入場時に加藤騎手が騎乗馬の頭を、手で叩いたように映像で見えた行為に対して、映像での確認と加藤騎手に対し事情を聴きました。

その結果、騎乗馬の頭部に止まった虻を払い落そうとした行為であった事が明らかとなりました。従って、加藤騎手に対しての処分等はありません。

当然ながら、競走馬に対しての暴力行為は許されるものではありません。今後とも名古屋競馬関係者一同、競走馬への暴力行為を行わぬよう徹底をしてまいります。

愛知県競馬組合」

参考:名古屋けいばオフィシャルサイト