【朝日杯FS予想2021】父にG1初勝利となるか?新種牡馬ビッグアーサー産駒トウシンマカオ

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日曜阪神のメインレースは、2歳マイル王決定戦となる朝日杯FSです。

昨年は7番人気のグレナティアガーズが1:32.3のレコードタイムで快勝し、2着のステラヴェローチェは3歳クラシック路線で活躍するなど、3歳以降に幅広い活躍を見せる馬たちが輩出されており、今年の上位入線馬の今後にも注目したいところです。

ホープフルSがG1に昇格していることもあり、中距離適性が高い馬たちはそちらに流れる傾向がありますが、今年は札幌2歳S勝ち馬のジオグリフや萩S勝ち馬のダノンスコーピオン、アイビーS勝ち馬のドウデュースなど、芝1800mで結果を出してきている馬たちが参戦を予定しており、例年とは異なる傾向といえるかもしれません。

マイル路線にこだわって3連勝中のセリフォスには、短期免許来日中のクリスチャン・デムーロ騎手が騎乗を予定しておいます。クリスチャン・デムーロ騎手としては、先日の阪神JFでまさかの出遅れで1番人気4着となった雪辱を果たせるかどうかも注目となっています。

オープン実績がある馬たちに人気が集まりそうですが、実績があるにもかかわらず穴人気に落ち着きそうなトウシンマカオに今回は注目しました。

父は新種牡馬のビッグアーサーで、父の適性が色濃く受け継がれていれば芝の1600mは長い、という判断となりそうですが、半兄ベステンダンクはマイラーズカップ2着の実績もあり、母系からはマイルはこなせそうです。

前走は京王杯2歳S・2着で、今回は1ハロン延長しての参戦となりますが、デビュー戦でマイルは経験しており、2番手追走から抜け出して楽勝しているように、距離に関しては苦にしないと思われます。デビューから3戦連続での騎乗で、この馬をよく知る戸崎騎手が騎乗するのも強味といえそうです。

同じく新種牡馬ドレフォンもまた、産駒によるG1初勝利が掛かる一戦へジオグリフを送り込んでいますが、人気に開きがあることも考慮し、穴馬としてトウシンマカオは馬券検討には加えておきたいところですね。