【美濃S予想2021】ターキッシュパレス&富田、コンビ継続で巻き返しを図る!

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昭和、平成初期と比べると結果が出せなかったときに乗り替わりが身近になってきたこともあり、よりシビアになってきたと言える近年の競馬界。

厩舎所属、フリーに関わらず、結果に繋げてくれる騎手に大事な競走馬を任せたいというのは当然の考え方というのもありますが、競走馬の成長曲線は馬それぞれ異なることもあり、じっくり長い目で育てていくというのは馬も騎手にも共通して言えるのかもしれません。

全てオーナーサイドの理解あってこそですが、継続騎乗で注目してみたいのが、日曜中京10レースに組まれている美濃ステークスに出走予定のターキッシュパレスです。ゴドルフィン所有の4歳牡馬で、栗東・昆厩舎の管理馬となっています。

昨年は皐月賞、ダービーは参戦していないものの、夏の新潟で古馬相手に勝利したことから、菊花賞出走がかない、コントレイル相手に14着と大敗を喫してしまいましたが、年が明けて改めて仕切りなおしとなる一戦です。

日本では珍しいゴールデンホーン産駒のマル外ということもあり、距離適性も含め試行錯誤しつつのローテが組まれていますが、昨年の夏以降は騎手を固定しており、富田暁騎手で今回も出走を予定しています。

同世代のディアマンミノルや古馬勢ではディープインパクト産駒のディグラーシャをはじめ、アドマイヤジョラス、シルヴァーソニックといった馬たちが参戦を予定しており、3勝クラスの壁をこじあけるのは簡単ではなさそうですが、富田騎手とコンビを組んで以降はこれまで5戦を消化する中で、すべて人気以上の結果を残しています。

ここ2戦は相手関係もあってかスムーズに前につける競馬ができず後方待機のまま終わるケースが続いていますが、今回は菊花賞と比べれば相手関係は楽になることもあり、改めて得意としている前目での競馬ができれば、馬券圏内、もしくは久々の勝利も期待できるのではないでしょうか。