【JRA】ウシュバテソーロが引退・種牡馬入り、獲得賞金26億は日本調教馬の歴代トップ
4月のドバイワールドカップで6着だったウシュバテソーロ(牡8、高木登厩舎)は、今月7日付けでJRA競走馬登録を抹消し、現役を引退したことが明らかになった。同日、JRAが発表した。けい養先は未定だが、今後は種牡馬入りする予定となっている。
ウシュバテソーロは2019年8月にデビュー。オープン入りまでは時間を要したが、重賞初挑戦となった2022年の東京大賞典を制すと、そこから2023年の川崎記念、ドバイワールドカップ、日本テレビ盃と重賞を4連勝。同年の東京大賞典も制し、連覇を達成。2023年のJRA特別賞、同年のNARグランプリダートグレード競走特別賞を受賞した。以降は勝ち星に恵まれなかったが、昨年はサウジC、ドバイワールドカップ、日本テレビ盃の3戦全てで2着に好走。国内外のダートG1戦線を主戦場に活躍した。今年はサウジCから始動し、3着入線。続く4月5日のドバイワールドカップ・6着がラストランとなった。
ウシュバテソーロは父オルフェーヴル、母ミルフィアタッチ、母父キングカメハメハという血統。通算成績は39戦11勝。獲得賞金26億131万1100円は日本調教馬の歴代トップ。ウシュバテソーロ号、おつかれ様でした。