【バレンタインS予想2025】追い込み馬&前走オープンクラスが好成績

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今週日曜日の東京10レースには、ダート1400mで行われる4歳以上オープンの「バレンタインステークス」が組まれています。今年はフルゲート16頭での開催が予定されています。

過去5年のデータでは追い込み馬が2勝・2着3回と好成績を収めており、特に前走で速い上がりを記録した馬の信頼度が高くなっています。今年の出走予定馬の中では、ウェイワードアクト(5歳牡馬・マクレーンズミュージック産駒)が上位人気に推される見込みで、データ的にも買い材料の多い1頭です。

ウェイワードアクトは、美浦・田中博康厩舎所属でゴドルフィンの所有ということで、レモンポップの後継としての期待もかかる存在。オープンクラスに昇級後は連続2着と惜敗が続いており、そろそろ勝利が欲しいところです。

ローテーションの傾向を見ると、前走オープンクラス出走馬が4勝・2着2回と好成績を残しており、今年の出走馬の多くがこの条件に該当。ただし、距離変更組は連対がゼロとなっており、前走芝1200mのデュガ(6歳セン馬・プラクティカルジョーク産駒)や、前走ダート1700mのニシノカシミヤ(5歳牝馬・ディスクリートキャット産駒)にとっては不利なデータとなっています。

また、過去の傾向から3勝クラスを勝ち上がったばかりの馬は苦戦傾向にあり、今年この条件に該当するのはモズミギカタアガリ(4歳牝馬・グランプリボス産駒)と、ベルカントの弟でサルヴァトーレ(5歳牡馬・キズナ産駒)の2頭。オープンクラスでの力関係を試す試金石となる一戦となりそうです。

追い込み勢が好走する傾向のあるバレンタインステークス。今年もその流れを踏襲するのか、それとも新興勢力が台頭するのか、注目のレースとなりそうです。