【バイオレットS予想2025】芝から再転戦のアメリカンビキニ、ダート適性を証明へ

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今週日曜の阪神9レースは、ダート1400mで行われる3歳オープンのバイオレットステークスです。今年は15頭立てでの開催が予定されています。

前走の昇竜ステークスでは、重馬場の影響でいつもより後方からの競馬となり、末脚を生かせず4着に敗れたポールセンが、中2週で再びダート1400mに挑みます。今回は舞台が阪神競馬場に変わり、鞍上はモレイラ騎手へと乗り替わり。2番手から抜け出す得意の形に持ち込めれば、十分に勝ち負けが狙える1頭といえそうです。

芝からの転戦組では、紅梅ステークス8着、マーガレットステークス2着と芝短距離路線を歩んでいたアメリカンビキニが、再びダート戦へと挑戦します。アメリカ遠征以来のダート戦となりますが、実績は上位。人気が落ちるようなら穴馬として一考の価値がありそうです。今回は西村騎手とのコンビで挑みます。

また、前走の1勝クラスで逃げて5馬身差の圧勝を飾ったドラゴンウェルズも注目の1頭です。前走はダート1200mでしたが、今回は1ハロンの距離延長での挑戦となります。1番人気想定のポールセンが目標にする形になる可能性が高く、逃げ切れるかどうかが鍵となりそうですが、乗り慣れた北村友一騎手が引き続き騎乗する点は好材料です。

穴候補として注目したいのが、ルヴァンスレーヴ産駒のマサノユニコーンです。未勝利、1勝クラスと連勝し勢いに乗っての参戦となりますが、これまで関東圏で3戦を消化しており、今回は初の遠征競馬となるため楽な条件ではありません。しかし、父の血統を考えれば距離延長はプラスに働く可能性があり、デビュー戦こそダート1400mで4着に敗れましたが、今の勢いなら3連勝も十分に狙える1頭です。主戦の横山琉人騎手にとってもデビューから育ててきた愛馬でオープン入りを決められるか、注目の一戦となるでしょう。