【注目新馬】良血多数集結の牝馬戦

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クラシック産駒では善戦すれども勝利には繋がらなかったクイーンズリングですが、古馬となった4歳の秋にはエリザベス女王杯を制しました。そのクイーンズリングの半妹で、父がマンハッタンカフェからヴィクトワールピサにかわったアクアミラビリスが同じ栗東・吉村厩舎、同じ主戦のM.デムーロ騎手騎乗で今週17日に東京で開催される芝1600mのメイクデビューで初陣を飾ります。

今週は土曜京都にも芝のマイルのメイクデビューが組まれていますが、鞍上か牝馬限定戦かどちらかへのこだわりか、敢えて輸送しての東京コースでのデビューとなりました。陣営によればまだ馬体に芯が入っていないというジャッジですが、芝向きの軽い走りをするし、血統的にも期待を寄せているとのこと。

ライバル馬には桜花賞馬キストゥヘヴンとルーラーシップから生まれたガロシェに福永騎手、祖母に切れる脚が持ち味のビハインドザマスクを持ち、いとこにサンライズソアのいるハーツクライ産駒ホウオウクリスティに田辺騎手、そして今年200勝超えの可能性も高いルメール騎手は京都牝馬S1着、ヴィクトリアマイル2着と活躍したヒカルアマランサスの娘スイートセントで参戦してきます。

秋になり各陣営の期待馬が出走してくるとは言え、今回はこれだけ多くの良血が揃っているのでぜひ注目してもらいたい一戦です。