【JRA】ヴェルトライゼンデ大腿骨を骨折して急死、馬房内で転倒
今年の2月に現役を引退したヴェルトライゼンデ(牡8)は、種牡馬入りへ向けて調整されていたが、馬房内で転倒して大腿骨を骨折。予後不良と診断され、安楽死の措置が取られたことが明らかになった。30日、馬主である森本研太氏がSNSのXで発表した。
同馬は1月の日経新春杯・10着後に左前屈腱炎を再発し、2月に現役を引退。引退後は北海道苫小牧市のノーザンホースパークで乗馬として供用される予定であったが、種牡馬としての価値を図るために乗馬入りを撤回し、2月13日に行われるサラブレッドオークションに上場された後、馬主で実業家の森本研太により760万円(税別)で落札されていた。
ヴェルトライゼンデは父リームジャーニー、母ナンデラ、母父Acatenangoという血統。通算成績は16戦4勝。重賞は2022年の鳴尾記念(G3)と、2023年の日経新春杯(G2)を勝っている。ヴェルトライゼンデ号のご冥福をお祈りします。