【ヴィクトリアマイル2017予想】逃げ馬不在のマイル戦、逃げるのはスマートレイアー?ソルヴェイグ?それとも?

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5月14日(日)は東京競馬場でG1のヴィクトリアマイルが開催。古馬牝馬のマイル王決定戦を制し、女王に輝くのは一体どの馬なのか?枠順も発表されたので最終的な予想をしていきたいと思う。

個人的に一番注目しているスマートレイアーは、今回1枠2番と内枠に入った。奇しくも4着だった昨年の同じ枠番である。昨年は内からハナを取りに行くも、レッドリヴェールの石川騎手に外から絡まれ番手からとなり、さらにカフェブリリアントの福永騎手による早仕掛けでまた先頭が入れ替わるなど、色々と邪魔が入りツイてなかった。

スタートさえミスしなければ前の良い位置へ付けることができる良い枠ではある。逃げの手もあるが、今年は隣の3番にスタートがはやいジュールポレールがおり、さらに隣の4番にはスプリンターのソルヴェイグもいるので、先手を取るのも楽ではなさそうに思える。今年も外にやりづらい2頭がいる中で、どのような競馬を見せてくれるのかが見どころの一つとなっている。

どの馬が逃げるのか?逃げ馬不在のマイル戦

スマートレイアーが逃げたのは過去に2度ある。ミルコ騎手と吉田隼人騎手で、それぞれ1回ずつ。武豊騎手ではまだ逃げたことはないが、使える武器の1つとして考えているだろうとは思う。

ソルヴェイグが逃げたのは、ミルコ騎手が手綱を握った2走前のシルクロードSの一戦のみ。デビューから4ヶ月の間ソルヴェイグの主戦騎手を務めた川田騎手へ今回約1年ぶりに手綱が戻ったが、久しぶりのコンビで川田騎手がいきなり逃げを決め込むとも考えにくい。

ソルヴェイグとスマートレイアーの両馬で逃げた経験があるミルコ騎手は今回はクイーンズリングとのコンビで参戦するが、G1では滅多に逃げることがない騎手だし、おそらく今回も逃げないだろうと私は予想している。

となるとやっぱりスマートレイアーか?スタートしてからの各馬の出方次第になるが、この馬は逃げれるなら逃げて行ってももちろん良いわけで、比較的優位性がある立場にいる馬だと思っている。武豊騎手のレースメイクに期待しているファンも少なくないと思うし、天皇賞春では過去10年連対してなかった1番人気不振のジンクスを見事にキタサンブラックで破った武豊騎手なら、4度目の正直くらいあっさり達成してくれそうな気もする。

いずれにせよ、このメンバーではペースが速くなる可能性は低そうだ。馬場が良いので平均ペースくらいにはなるかもしれないが、それでもやはりある程度は前有利の状況になると予想している。

決着のイメージとしては、前がなだれ込んでの決着で、ある程度前でスムーズに競馬が出来た伏兵馬などが絡んで波乱を演出するという感じで、ヒモ荒れにも期待したい。そういった意味でも上記で挙げたソルヴェイグやジュールポレールは狙い目。今回はスマートレイアーを軸に先行馬で馬券を組み、ヒモ荒れに期待した馬券で勝負をしてみたいと思う。