【藻岩山特別2018予想】モレイラ旋風さらに吹き荒れるか!?

先週の札幌競馬はルメール騎手が【7-3-1-6】、モレイラ騎手が【7-2-2-6】と、両騎手の競演と言える結果になりました。モレイラ騎手は昨年の札幌開催でもわずか41レースの騎乗で12勝をもぎ取る活躍を見せ、今年もある程度の結果を残すことは予想されていたとは言え、17レースで7勝は昨年を大きく上回る成績を収めました。また週が明けて火曜日には大井競馬場で2レースに騎乗し1勝する獅子奮迅の活躍を見せました。

JRAの通年免許取得のためには日本語の壁が分厚く立ちはだかっていますが、不可能な話ではないでしょう。日本に腰を据えて騎乗したときリーディング争いはどうなるのか、今のままでは日本人ジョッキーの入り込む隙間が全くなくなってしまうかもしれませんが、ぜひ奮起していただきたいところ。

そして、同じだけ勝ちを積み、2着の差でより優勢と言えるルメール騎手も天晴という他ない成績ですが、今週は新潟へ参戦ということで札幌では更なるモレイラ旋風の吹き荒れることが予想されます。中でも鉄板ではないかと思われるのが、日曜最終レースに組まれているハンデ戦の1000万条件・藻岩山特別に出走予定のファストアプローチです。

まだ一勝馬ではありますが、朝日杯FS、NHKマイルカップとG1経験もあり、出走馬中では抜けた実績を持っています。また、唯一の勝利が札幌での未勝利戦で、札幌2歳ステークスでも2着に入るなど札幌との相性の良さは推せる内容の一つであり、今回の1500mという距離も勝った未勝利戦と同じ条件ということで、鞍上の勢いもあるためぜひ復活の狼煙を上げて欲しいです。