【ステイヤーズS予想2018】リッジマン、異色の長距離砲が花開くか?

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今週開催されるステイヤーズステークス、注目はなんといってもアルバートの4連覇なるかではないでしょうか。過去3年はいずれも1番人気で勝利しており今年もまた1番人気での出走が予想されます。昨年までと異なるのは鞍上がムーア騎手からモレイラ騎手へと変わった点ですが、いずれも超一流ジョッキーなので大勢に影響はないでしょう。問題は例年に比べ臨戦態勢が良くなく、前走アルゼンチン共和国杯を使うというのは昨年、一昨年と共通ですが、着順が大きく劣る10着というのは懸念されるところで、ダントツ人気になるのであれば狙いたいと思えるのがスウェプトオーヴァーボード産駒のリッジマンです。

スウェプトオーヴァーボードと言えばチャンピオンズカップにも出走するオメガパフュームといったダート馬や、レッドファルクス、パドトロワなどの短距離馬を中心に良績を残している種牡馬ですが、リッジマンに関しては距離とともに成績も伸ばしてきた異色の産駒と言えます。今年のダイヤモンドステークス2着の実績もありますが、目黒記念14着といった大敗もあり安定感には欠けますが前走の丹頂ステークスでは早めに抜け出して勝利し、ようやくオープンでも軌道に乗ってきたところです。

洋芝巧者と思われるような成績でもありますが、この馬に幾度も騎乗してきた蛯名騎手を確保できたのは頼もしい点です。毎年小粒なメンバー構成のG2として知られるステイヤーズステークスのため、アルバートが大崩れするとも考えづらいですが、リッジマンがどこまで食い込めるか期待して頭から応援したいと思います。