JRA目黒記念(2021)の“穴馬”は前走大敗から巻き返し見込めるアノ馬だ!

今週は日本ダービーの話題一色といえる中央競馬ですが、波乱含みという意味では、最終レースに注目するべきかもしれません。

日本最古の重賞レースである目黒記念が日曜東京の最終レースに組まれています。今年で135回目となる歴史あるレースですが、過去10年のデータをみても、人気どおりに決まったケースがなく、毎年のように伏兵が3着以内に絡んでいます。

屈腱炎からの復活で2月のダイヤモンドSを制したグロンディオーズは、今回はルメール騎手とのコンビが復活し、前走とは異なり1,2番人気に支持されそうなだけに、取捨が難しい1頭となっています。また、重賞勝ち馬のラストドラフトの半弟・川田騎手騎乗のヒートオンビートも掲示板を外さない安定感をキープしており魅力な1頭となっています。

波乱含みのレースということもあり、前走で大敗している組から穴馬を狙ってみたいところで、推奨したい馬が、先日のオークスで初めてクラシック勝ち馬を輩出したゴールドシップ産駒のウインキートスです。美浦・宗像厩舎の管理馬で、ユーバーレーベンと同じくビッグレッドファームの生産馬となっています。

前走の日経賞では6番人気支持の中、3コーナーで不利を受けて15着大敗となりましたが、それまでは芝中長距離で安定感はみせてきており、前走の大敗で見切るのは早いと思われる戦績となっています。

騎乗する丹内騎手としても、主戦騎手といえる立場にいながら、騎乗していない合間に限り勝利を挙げられており、この馬では昨年のルスツ特別以来勝ち星に恵まれていないだけに期するものがあるのではないでしょうか。