1点買いなら赤字にならない!モーリス軸の安田記念考察

もはや香港から来日しているような戦績で外国馬にも見えてくるモーリス。騎手もまた乗り代わりで昨年の安田記念では川田騎手だったわけですが、今回はベリー騎手ということです。言うまでもなく勝ちあぐねての乗り替わりではなく、誰が乗っても勝ってしまうという意味では堀調教師としても主戦を決めなくていいメリットはあります。

対抗には同じく海外G1勝ち馬のリアルスティールや重賞4勝馬ディサイファ、2014年皐月賞馬のイスラボニータなどが目立ちますが、上がり馬として注目だったダービー卿チャレンジトロフィー勝ち馬マジックタイム、マイラーズカップ勝ち馬クルーガーが出てくる予定でしたが、回避を発表され少々小粒なメンバー構成となりそうです。

安田記念といえば柴田善騎手に乗り代わりとなったジャスタウェイと超人気薄だったグランプリボスとの壮絶な叩き合いが最近では印象的です。またタイキシャトルがほかとは次元が違う脚で抜けてきたのもまた安田記念。天候気にせず強い1番人気馬が強い競馬をしてしまう、軸を穴馬にしたい人からすればなんとも狙いにくいのが安田記念です。

梅雨に入る微妙な時期で開催されることもあり、当日までどんな天候・馬場かが読みにくい状況ではあります。とはいえ、よほどの天候不良が起きて雪でダート変更でもない限り、今回に関してはモーリス軸は馬券としては仕方ない。

では気になる相手探し。同じく?ではないですが香港から来日になるコンテントメント。安田記念といえば香港馬、といってもいいくらい人気関係なく馬券に絡んでくるイメージもあります。モーリス以外は人気は混戦模様なだけに馬連でもソコソコの配当は望めるはず。もちろん点数しだいですが、1点なら間違いなくプラス。

ダービーは3番人気マカヒキが勝利しましたが、前日までは1番人気だったりオッズは割れていました。安田記念はさすがに前日売りから当日まで1番人気はモーリスでしょう。期待に応える走りと、秋にまた海外での活躍をしてもらうためにも、相手が香港で戦ったメンバーより小粒な今回。軽く一蹴してもらいたいものです。