JRA武豊騎手、凱旋門賞参戦決定。ブルームかジャパンに騎乗

10月3日に仏パリロンシャン競馬場で行われる「凱旋門賞」(G1、芝2400m)に、JRAの武豊騎手が参戦することが決まった。8日、武豊騎手が自身のブログで明かした。

騎乗馬は、愛国のA.オブライエン厩舎に所属し、キーファーズの松島正昭代表とクールモアが共同所有するジャパン(牡5)か、ブルーム(牡5)のどちらかになる予定。ジャパンはこの夏、米国に遠征して8月28日にサラトガのG1ソードダンサーS・2着。ブルームは今週末の12日にパリロンシャン競馬場で行われる前哨戦のフォワ賞(G2、芝2400m)を予定しており、これら前哨戦の結果を踏まえて、どちらの馬に騎乗するか両オーナーが協議を行うという。

武豊騎手の凱旋門賞参戦は、実現すれば今回で通算9度目となる。一昨年2019年のブルームが直前で馬の体調が整わなくなり回避となり、昨年2020年もジャパンで参戦予定だったが、禁止薬物騒動のため、直前に出走取消になっていた。

「武豊騎手で凱旋門賞を勝つことが私の夢」という言葉を馬主になってから終始一貫言い続けているキーファーズ代表・松島正昭氏。3年越しのチャレンジで、夢を叶えられるかに注目だ。