【富士S予想2021】ザダル、距離短縮で巻き返せるか？

今週土曜の東京メインレースに組まれているのが、1着馬にマイルチャンピオンシップへの優先出走権が与えられるG2の富士Sです。

注目は2018年のダービー馬ワグネリアンで、距離短縮と得意の東京コースへの参戦で、先日5年ぶりの勝利を飾ったマカヒキに続いて巻き返しを狙います。

またNHKマイルカップ2着、関屋記念3着とあと一押しが足りないソングラインは引き続き池添騎手で挑む予定となっています。

さらに関屋記念の覇者でここをステップにマイルチャンピオンシップを目指すロータスランドも前走のパートナーである田辺騎手を確保しており、左回りの芝1600mで重賞連勝なるかも気になるところです。

ダービー馬や勢いのある馬、実績馬の参戦がありレベルが高い一戦となりそうですが、今回狙いたいのは芝1800m以下なら巻き返しが可能と思われるトーセンラー産駒のザダルです。

昨年秋の始動戦は毎日王冠でサリオス相手に5着と敗れていますが、今年はエプソムカップで重賞初勝利を達成し、ローテーションも昨年とは異なるものを組んでの秋競馬参戦となりました。

距離延長で挑んだ前走の新潟記念は1番人気13着と大敗を喫してしまいましたが、改めて距離適性を図る上でも重要な一戦となりそうです。

引き続き石橋脩騎手が騎乗予定となっており、中長距離路線へ進むか、マイル路線に切り替えるのか今回の舞台は試金石といえるかもしれません。