第60回有馬記念ファン投票 第1回中間発表、第一位はやっぱりゴールドシップ!

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19日より開始している有馬記念のファン投票。第一回目の中間発表の結果、現在の1位はやはり大方の予想どおりゴールドシップであることがわかりましたが、なんと得票数244票の僅差につけた2位、こちらも今年大活躍を見せているラブリーデイが入ってきました。奇しくもジャパンカップでは優勝を争う2頭、得票差は割合にして1%未満しかありませんので、ジャパンカップに勝ったほうがそのまま人気投票も勝つような気がしてしまいます!

そして続く3位~5位には3歳勢がずらり、3位キタサンブラック、5位ドゥラメンテは菊花賞を越えてガラッと立場が逆転といったところでしょう。現実的なファンはドゥラメンテが有馬記念への出走はまだ無理というところも加味している可能性もありますので、純粋な数値とは言い切れませんが、それでも宝塚記念時の人気投票の結果と比べると、大躍進といって間違いないでしょう。そして4位には2冠牝馬ミッキークイーン。こちらもジャパンカップへ駒を進めており、どうなるか非常に楽しみな1頭です。

キズナ、エピファネイアと言った人気古馬が続々引退していったところもあり、上位陣には3,4歳が多数ひしめきあっています。上位20頭中、5歳以上はゴールドシップ、ラブリーデイの他デニムアンドルビー、ストレイトガール、ラキシスの合計5頭。このうちストレイトガールは12月の香港スプリントを走り引退することが表明されていますので、有馬記念への出走はないでしょう。それにしても、若い馬に人気が集まるのはいい傾向だと思います。人気に負けないように年上組にも頑張ってもらいつつ、ぜひ盛り上がっていってもらいたいところですね!

前述のとおり、ローテーション的にも有馬記念出走に関わる最も影響力の強いレースが明後日開催のジャパンカップでしょう。ゴールドシップVSラブリーデイと書きましたが、ジャパンカップで優勝すればその他の馬も一気に有馬でも優勝候補となりうるでしょう。

有馬記念と、それを占うジャパンカップ。競馬ファンにとって非常に楽しみなシーズンがやってきて、いてもたってもいられないですね。

最後に宝塚記念時の最終順位と比較した表を掲載しておきます。傾向としては最近活躍した馬が上がってはいるのですが、マイルで無類の強さを誇るモーリスの評価が若干低いのはやはりマイル以下の競争の評価が若干低いというのもあるかもしれません。芝とダートの格差に加え、距離の格差も是正が必要ですね。

第60回 有馬記念 ファン投票 第1回中間発表
順位馬名性齢得票数宝塚記念順位
1ゴールドシップ牡628,8931
2ラブリーデイ牡528,64927
3キタサンブラック牡323,04736
4ミッキークイーン牝320,22921
5ドゥラメンテ牡315,9596
6ショウナンパンドラ牝411,54318
7ヌーヴォレコルト牝411,22112
8リアルスティール牡311,04322
9マリアライト牝49,755-
10イスラボニータ牡49,4289
11ルージュバック牝37,94419
12モーリス牡46,59251
13トーホウジャッカル牡46,2797
14デニムアンドルビー牝55,80611
15リアファル牡35,738-
16ストレイトガール牝65,49726
17ラキシス牝55,0933
18エイシンヒカリ牡45,06723
19レッツゴードンキ牝35,04920
20ワンアンドオンリー牡44,7838