【アーリントンC予想2016】強気の中1週、ヒルノマゼランに妙味あり?

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27日(土)の阪神メインレースは第25回アーリントンカップ。阪神今年初の重賞レースだ。期待の3歳馬が集まる注目のレースとなっているが、クラシックを目指す馬は来月開催される弥生賞やスプリングステークスへ進む傾向があり、アーリントンカップはどうしても二軍が集まるレースという印象がある。人気馬が馬券圏外に飛ぶことも多く、過去10年で人気上位3頭が同時に飛んだレースが3度もあり、高配当を叩き出している。穴党には魅力的なレースとも言えるだろう。

今年は京王杯2歳ステークスを勝ったボールライトニングや、これまで全3戦連対を外していないアーバンキッドなどが人気上位の有力候補としてあがっており、他は1勝馬も多く似たり寄ったりなメンバー構成となっている。重賞勝ちはボールライトニングの一頭のみだが、前走の朝日FSではマイルを凡走し、距離の適性的な不安は拭い切れない。抜けた存在がいないレースとなっているだけに、今年も荒れる要素はたっぷりある。

中1週は自信の現れか?ヒルノマゼラン好勝負に期待

さて、そんな中で筆者が注目しているのはマンハッタンカフェ産駒のヒルノマゼラン。新馬を勝ち、その後条件戦2着→1着と順位を上げてきている。前走は14日のこぶし賞(500万下)で中一週で挑む強気ぶり。調教は栗東坂を馬なりで52.2-37.8-24.6-12.5と動きも良く、時計も出ており状態は良さそうだ。

大崩れもなさそうな馬なので勝負できる状態にあるのではないだろうか。「まだまだ走れそうだ」と判断して詰めて使ってくる采配の裏にはしっかりとした陣営の判断なり、自信があったりするものである。メンバー的にも好勝負が期待できそうな同馬は馬券に組み込んでみる価値は大いにある。