天皇賞(秋)日本馬のレーティング発表。優先出走上位5頭決定

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2015年11月1日(日)に開催される第152回天皇賞(秋)特別登録の日本馬にたいする最新レーティングが発表されました。

レーティングは各馬の実績を数値化したものであり、予想の参考にする方もいる一方で、レーティング上位5頭に対しては天皇賞(秋)への優先出走権が与えられるため、今年のスプリンターズステークスでのレッドオーヴァルのように除外対象から一転優先出走というケースもありえます。

天皇賞(秋)レーティング

図1

図1のような結果となりました。現段階で除外対象である3頭のそれぞれの順位はヤマカツエースが17位、トーセンスターダムが13位、マイネルフロストが圏外ということで、残念ながら逆転出走は実現しませんでした。

レーティング実数で気になるのはやはり1位の2頭ラブリーデイとスピルバーグ。スピルバーグは過去の遺産でのレート維持で、今年の成績とは結びついていないように思えますが、ラブリーデイはまさに現状を反映した数値、しかもまだ連勝中なため底が見えていません。

レーティングの算出基準に対戦相手との着差などがあるため、直近の成績である毎日王冠で、天皇賞にも出走登録しているスピルバーグやワンアンドオンリーなどより圧倒的に先着したエイシンヒカリが12位の114というのは若干過小評価にみえ、これに引きづられてオッズが下がるようであれば買いとなりますが、どうでるか。

古馬となりいくつものレースをくぐり抜けて徐々にレーティングを上げていくものなので、若い内から年長馬を圧倒するというのは難しいものなのかもしれません。となると、5歳馬で頂上にいるラブリーデイはやはり注目せざるを得ない存在です。