タガノトネール予後不良。調教中の事故で悲運の死

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12月4日、中京競馬場で開催されるチャンピオンズカップに出走を予定していたタガノトネール(セ6、鮫島一歩厩舎)が、30日の調教中に右第3中手骨開放骨折を発症し、その後予後不良と診断され安楽死となったことがJRAにより発表された。

タガノトネールは前走武蔵野Sをレコードタイムで優勝し、続くチャンピオンズCでの活躍も期待されていた。同馬は昨年2015年のサマーチャンピオンで重賞初勝利を果たすと、同年のマイルチャンピオンシップ南部杯でも2着に入着するなどして近年は注目されていた。

重賞路線ではまだまだ今後活躍が期待されていた馬なだけに残念だが、今回は調教中の事故ということでいかに無事にレースまでたどり着くのが難しいということを思い知らされた。ご冥福をお祈りします。

タガノトネール号(セ6、鮫島一歩厩舎)
通算成績38戦8勝(うち重賞2勝)、父ケイムホーム/母タガノレヴェントン/母父キングカメハメハ。