【香港国際競走2016】国内独自オッズは"外国馬"が買い

12月11日(日)は香港のシャティン競馬場で香港国際競走が開催。香港国際競走は香港ヴァーズ、香港スプリント、香港マイル、香港カップの4レースで行われ、今年はこの4つのレースに13頭の日本馬が出走予定となっております。これだけ多くの日本馬が一度に外国に遠征するするのは初めてではないでしょうか?本気で獲りに行った日本勢、ここはコケるわけにはいきませんね。

国内の独自オッズでは日本馬は買いにくいが、逆に外国馬は買い

さて、今年は凱旋門賞から競馬ファン待望の海外馬券のインターネット購入(即PAT会員、A-PAT会員のみ)が可能となりましたが、11日の香港国際競走ももちろん購入の対象となっております。オッズは日本国内独自のオッズとなっておりますが、念願だった海外の有名レースを購入することができるのは競馬ファンとしては非常に有り難いことですよね。

かくいう筆者も凱旋門賞、メルボルンカップ、BCフィリー&ターフとこれまで発売対象となった3つのレース全てを購入しておりますが、JRAが出している独自のオッズをどう攻略するかが重要なポイントだと思います。

というのも、国内でJRAが発表している独自オッズはどうしても日本馬のオッズが低くなってしまいます。まあ日本馬を買う人が多いでしょうから当然といえば当然なのですが、買う側からすればこれだと日本馬買うなら国内のオッズよりも高い海外のブックメーカーの方がお得に思えてきてしまうのですね。

しかし、逆に外国馬を買うなら国内のオッズの方が断然妙味があります。国外のブックメーカーのサイトなどから海外のオッズを見て、それを国内のオッズと比較しながら馬券を組み立てるのがベストでしょう。国内の馬券考察よりも一手間かかってしまいますが、高配当を狙えるチャンスでもあるので一手間かける価値はあると思います。

今年は豪華メンバー勢ぞろい。日本馬に人気が集中すれば、妙味ある外国馬を狙うチャンス!

今年は多くの日本馬が出走することになりそうですし、出走メンバーもかなり豪華な顔ぶれとなっているので日本馬は人気を集めそうですね。香港カップはモーリスとエーシンヒカリが引退前のラストランとなりますし、香港スプリントは今年の高松宮記念の勝ち馬・ビッグアーサーと、スプリンターズSの勝ち馬・レッドファルクスのG1馬2頭による参戦という豪華さ。

日本馬と外国馬の力関係比較は非常に困難ですが、外国馬の前走データなどは馬名を検索すれば見れますし、動画などでもレースを見ることが出来ます。筆者にとっては海外馬券が購入できるようになったことが海外の競走馬の実力を知るいいキッカケとなっており、世界との比較をするのも新たな競馬の楽しみ方だと感じております。

近年は日本馬も積極的に海外のレースに参戦しているので、海外の競走馬との比較がうまくできるようになれば海外馬券も攻略できるようになっていくのではないでしょうか。海外遠征レースは応援の意味も込めて日本馬を購入したくなりますが、目を凝らせば妙味のある外国馬も豊富にいるということも覚えておいて下さい。香港国際競走で馬券を購入されるご予定である競馬ファンの皆様の馬券考察の一助になれば幸いでございます。