【凱旋門賞2016】今年は日本馬による初Vの流れが来ている?!

日本馬による凱旋門賞制覇!これは日本馬たちの、そして我々競馬ファンの最大の夢と言っても過言ではないでしょう。昨年2015年は残念なことに日本馬の参戦はゼロでしたので、今年こそは世界的な権威あるレースレース制覇へ向けて挑戦していただきたいと願ってます。

凱旋門賞の日本馬の挑戦は1969年にスピードシンボリが初挑戦してから今年で47年目になりますが、2013年のオルフェーヴル2着、ナカヤマフェスタ2着、エルコンドルパサー2着が最高着順でこれまで数多くの名馬が破れてきています。筆者も毎回レース後は熱鉄を飲む思いをしており、日本馬による凱旋門賞制覇を夢見て毎年このレースに参戦する馬に対しては熱い想いで声援を送っています。

今年5月11日、仏の凱旋門賞(仏G1)の1次登録が締め切られ同日に今年度の全世界登録馬が発表されました。今年は全部で115頭の登録があり、日本馬の登録は11頭となりました。以下は登録した日本馬の一覧です。

凱旋門賞(2016)の登録馬11頭

レース名:凱旋門賞(G1)
日にち:2016年10月2日(日)
開催場所:フランス、シャンティイ競馬場
距離:2400m(芝・右)
条件:3歳以上 牡・牝

馬名性齢厩舎状況
ヴァンキッシュラン牡3角居 勝彦未定
サトノダイヤモンド牡3池江 泰寿菊花賞と両睨み
サトノノブレス牡6池江 泰寿未定
サトノラーゼン牡4池江 泰寿未定
タッチングスピーチ牝4石坂 正未定
ディーマジェスティ牡3二ノ宮 敬宇回避して菊花賞へ
ドゥラメンテ牡4堀 宣行未定
トーセンビクトリー牝4角居 勝彦未定
マウントロブソン牡3堀 宣行未定
マカヒキ牡3友道 康夫参戦決定、前哨戦のニエル賞から凱旋門賞へ
ワンアンドオンリー牡5橋口 慎介未定

今年は海外G1を軒並み制覇!今年は流れが来ている!

今年は香港のG1を2連勝したモーリスや、ドバイターフを制したリアルスティール、仏のイスパーン賞を制したエイシンヒカリなど海外のG1タイトルを次々に獲得。日本馬のレベルは昔に比べて格段にレベルアップしており、世界のトップレベルの競走馬たちとも五角以上に戦えるほどになりました。今や凱旋門賞制覇も現実的に狙える位置まできており、決して夢ではなくなってきています。

11頭の登録馬の中で海外遠征の経験があるのは'15年のドバイシーマクラシック(3着)のワンアンドオンリーと'16年のドバイシーマクラシック(2着)のドゥラメンテの2頭のみです。参戦が決定しているマカヒキも国内では連対を外したことがない強い馬ですが、海外のG1で好走歴のあるワンアンドオンリーやドゥラメンテにもぜひ挑戦してもらいですね。

今年の凱旋門賞はロンシャン競馬場が改修工事のためシャンティイ競馬場での開催となります。スポンサーがカタール・レーシング&エクストリアンクラブになってから賞金もどんどん上がってきておりますし、競馬場もパワーアップする予定。このような運営の力の入れ具合からも国際大会の権威がどんどん高まってきている印象です。ここらでバシッと日本馬に優勝してもらい、世界大会のトップに立つ名誉あるレースで日本馬の力を世界に示してもらいたいところです。