【2015セントライト記念予想】ダービー組有利のデータに要注意?

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2015年9月21日(月)中山競馬場で開催される朝日杯セントライト記念。過去10年の記録を見ると、少々スパンが多くあいているように見える前走ダービー組有利、というデータが出ています。

6~8月の暑いシーズンをたっぷり休んで英気を養った馬にこそ有利が働くということでしょうか。はたまた、もともとダービー組の潜在能力の高さから夏場に無理をさせていない獲得賞金高額組がそのまま順当に勝ち上がった結果とも言えるでしょうか?

過去10年のデータから見た優勝馬の単勝人気は1番人気が3頭、2, 3番人気が1頭ずつ、4番人気以下が5頭と、1番人気が抜けているため荒れにくいレースに見えなくもない反面、4番人気未満が4頭も優勝している点は注目です。また、4番人気未満と一括りにしたものの、4, 6, 8, 9, 12番人気が1頭ずつとバラけた結果です。

そして、競馬には月曜開催は荒れると言う格言というか、迷信めいたものもあります。もちろん、スタッフが手を抜いているなどと文句をつけるわけではございませんが、月曜日といえば競馬関係者にとってみれば当然本来ならば休日なわけです。いわば休日出勤のようなもので、気持ちは乗っていたとしても潜在意識や、バイオリズム面で休日モードに入っている可能性がないわけではありません。

バイオリズムの狂いから本来の力が出せないまま、番狂わせが起きてしまう。もちろん月曜開催だからと言って番狂わせのほうが多くなるようなことはありませんが、強く印象に残ってしまいます。月曜開催は唐突にやってくるわけではありませんから、サラリーマンが急遽命じられた休日出勤のようなものではありませんが、某かの悪影響を及ぼしている可能性は否定できません。

出走予定馬のうち今年のダービー組はキタサンブラック、サトノラーゼン、タンタアレグリア、ミュゼエイリアンの4頭。ダービー後にダービー組の故障が相次いだ事もあり、出走頭数は少々控えめ。余計に今年は過去のデータを反映させづらいです。

要注目は故障によるダービー回避からの復帰戦ブライトエンブレム、9戦2勝と地味な戦績ながら3着内率77.8%と脅威のアベレージ力を見せるミュゼゴースト。

菊花賞へ向けて、どちらに軍配があがるのか注目の一番が開幕です。