【京成杯AH予想】ダローネガ重賞挑戦10戦目、もう3着は十分
2015年9月13日は「第60回京成杯オータムハンデキャップ」(G3、中山)が開催され、関東でも秋競馬がいよいよ始まる。同レースが記念すべき10回目の重賞挑戦となるダローネガ(牡6)は、悲願である重賞初勝利を狙う。
前走は「第63回中京記念(G3)」で好走から脚を伸ばして3着に健闘した。1着との差はわずかにアタマ差程度で順位以上に評価できる内容だった。重賞はこれで2連続で3着となった。今回も惜しくも重賞勝利を逃したダローネガだが、叩き2戦目となる次走は良化を期待したい。
今年はフラワーC(G3)を逃げ切り勝ちしたアルビアーノ(牝3)や、前走の中京記念の勝馬スマートオリオン(牡5)など、前に行く馬が多いので先行争いは激化しそうな気配がある。流れが速いペースになればバテた馬を差して見せ場を作れるかもしれない。多少ズブさがあり先行できることがそんなに多くない馬なので今回は最後の直線が見所となるかもしれないぞ。
鞍上は浜中騎手からC.ルメール騎手へと乗り替わりとなる。テン乗りとなるがルメール騎手はガツガツと行くようなタイプでもないのでズブさがあるこの馬とは相性も合いそうだ。ルメールは中団から抜けだしてきっちりと馬券圏内へと持っていく上手い騎手である。前目での競馬ももちろんできるし、臨機応変に動ける騎手だ。
3着はもう十分だ。ほしいのは重賞勝ち。悲願の重賞制覇へ向けて新コンビが秋の開幕戦に挑む。