【JRAスプリンターズステークス2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
秋のG1戦線の開幕を飾る「スプリンターズステークス」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
ダノンスマッシュ(牡6、安田隆行厩舎)
9/29(水)栗東・坂路(良)4F54.0-3F39.1-2F25.1-1F12.2(馬なり)
栗東坂路で単走。前半から我慢を利かせながら淡々とペースを刻み、ラスト1Fだけスピードにのせて12.2をマーク。馬なりで流す程度の内容でしたが、1週前は川田騎手を背に坂路で一杯に追われ、4F50.0-1F12.2とこの日の一番時計をマークし、併せたダノンスプレンダーに1馬身先着と好内容の追い切りを消化しています。1週前一杯に追われて好時計、最終は軽めという追い切りで好成績を挙げているレースは多く、今回もそのパターンでしっかり態勢は整っている印象です。
モズスーパーフレア(牝6、音無秀孝厩舎)
9/29(水)栗東・坂路(良)4F50.0-3F36.1-2F23.8-1F12.1(馬なり)
松若風馬騎手を背に栗東坂路で単走。楽な手応えで加速していき、3Fあたりからスピードに乗って12.3-11.7の加速ラップを出すと、ラスト1Fは流すように12.1でゴールしました。馬なりでも4F50.0の好時計をマークしており、先週の50.2、2週前の49.8に続き3週連続で好時計をマークしてきました。最終も追えばもっと時計は縮まりそうな勢いがあり、力は十分に発揮できる状態に仕上がってそうです。
クリノガウディー(牡5、藤沢則雄厩舎)
9/29(水)栗東・坂路(良)4F54.0-3F38.5-2F24.2-1F11.4(一杯)
岩田康誠騎手を背に栗東坂路で単走。馬なりから終いは鞭も入って一杯に追われ、ラスト1Fは11.4と抜群の切れ味を見せました。追われてからの反応は素晴らしく、活気も十分。1週前も坂路で一杯に追われて4F53.1-1F11.6と終いは抜群の瞬発力を見せました。ひと叩きして状態は明らかに良くなっており、上昇度は大。前走は中間でせん痛を発症し、乗り出しが遅れるアクシデントがあり、急ピッチの仕上げで不安を残した状態でした。今回の臨戦過程は順調で、ようやく勝負できる状態に仕上がったようです。