【根岸S予想2017】一発の魅力を秘めるのは、コース適性が光るラストダンサー。

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今週から舞台は中山から東京へ。その東京競馬の開幕を告げるのが、ダート重賞・根岸ステークス(GⅢ)。昨年の勝ち馬モーニンは、続くフェブラリーSも制覇。さらに遡れば、2005年メイショウボーラー、2001年ノボトゥルーも同様のステップで連勝しており、距離こそ違えど関連の強い一戦であることは間違いありません。

今年のメンバーを見てみると、前走チャンピオンズCで0秒2差4着と気を吐いたカフジテイクが最有力候補ですが、終い一手のタイプだけに取りこぼす可能性も十分考えられます。穴党の方にとっては、腕の見せ所となりそうですね。

コース適性抜群の中穴ラストダンサー

そこで是非狙いたいのが、ラストダンサー(牡6 美浦・久保田厩舎)です。目下2連勝中と勢いもさることながら、何よりも注目したいのが「コース適性の高さ」でしょう。今回と同じ舞台で2連勝、脚抜きのいい馬場だったとはいえ、続けて22秒台で乗り切っているのですから、ここに入ってもまったくヒケは取りません。

半兄ワイルドワンダーはダート重賞3勝の活躍馬でしたが、その中にはこの根岸Sも含まれており、その下のラインドライブも東京ダート1400での勝ち星がありました。言うなればこの血統は、東京ダート1400では無条件で狙いという図式が成り立つわけですね。

そしてもう一つ。ラストダンサーの成績を見てみると、あることに気づかされます。ここまでの17戦、馬券対象となったのは1着6回、3着2回の8回ですが、実は一度も2着がないのです。これはいわゆる、勝つか負けるかの「ピンパー」タイプということ。この手のタイプは、単勝で攻めるのが有効打となりそうですね。