2場開催なのに少頭数レースが多い

今週はローカル開催がなく、東京・京都の2場開催だが何故か少頭数のレースが目立つ。東京新聞杯は10頭、きさらぎ賞は8頭立と重賞も含めて少頭数のレースだらけ。

きさらぎ賞は例年頭数が揃わないレースなので特に違和感を覚えないが、東京新聞杯が10頭立てというのはかなり寂しい。この力関係ならエアスピネルの独壇場になる可能性も非常に高い。マイル路線なら相当強い馬なのでここは通過点だろう。適性がマイルにあるとしたら3000m菊花賞で3着まで持ってきた素質は目を見張るものがある。

鞍上の武豊騎手も今年は既に12勝を挙げて、リーディングトップの田辺騎手を4勝差で追う位置につけている。しかも海外での騎乗の為1週間乗っていないためペースとしてはかなり上々。今年はエアスピネルで京都金杯を制し勢いがついた。金杯に一年の計があるのは競馬ファンだけではないのかもしれない。

きさらぎ賞はサトノアーサーで仕方がないと言ったメンバー構成。ここも負けるシーンは浮かばない。東京新聞杯はエアスピネル、きさらぎ賞はサトノアーサーのそれぞれ1強ムード濃厚といった所。

そして日曜・東京9Rの早春ステークスに至っては7頭立てだ。特別登録の段階から少頭数は予想はされていたものの、7頭まで減ってしまった。一方下級条件には登録頭数の多いレースが目立つ。秋のGⅠ戦線は終わったばかりだが、春に向けたローテーションが動き始めた。