【福島記念2021予想】福島名物のハンデG3!ステイフーリッシュやアラタなど出走予定馬を考察
福島競馬の日曜メインは七夕賞と並ぶ福島の伝統の一戦「福島記念」です。福島の芝2000mで行われるハンデ重賞で、ハンデ重賞らしく人気馬が圏外に飛ぶケースも少なくありませんが、今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので、各馬を考察していきたいと思います。
ステイフーリッシュ(牡6、矢作芳人厩舎)
2019年の福島記念・3着馬、ステイフーリッシュ。近年はG1やG2を主戦場としていましたが、今回は約2年ぶりとなるG3戦に出走。2018年の京都新聞杯勝利以降勝ち星から遠ざかっていますが、今年のアメリカJCC・4着、京都記念・2着など小回りの中距離G2で善戦しており、ここなら格上の存在となりそうです。3年半ぶりの勝利、待望の重賞2勝目に期待です。
アラタ(牡4、和田勇介厩舎)
春に1勝クラスを勝ち上がり、4連勝でオープンのケフェウスSを制したアラタ。昨年は1勝馬ながらも弥生賞、青葉賞へと駒を進めた実績もあり、いずれも結果を出すことは出来ませんでしたが、今春から完全に本格化した印象で、ハーツクライ産駒らしい成長度を示しています。デビュー戦から手綱を握る鞍上の大野拓弥騎手は2014年から芝重賞勝ちがありませんが、この夏一番の上がり馬の勢いを借りて、久々の芝重賞勝利を果たしたいところ。古馬重賞の壁をいきなり破って5連勝なるかに注目です。
コントラチェック(牝5、藤沢和雄厩舎)
前走の京王杯オータムHで12番人気ながら逃げて2着に好走したコントラチェック。春はオーシャンSも11番人気で快勝しており、度々穴を開けています。今回は初の福島が舞台で、距離の2000mも2019年以来ということで適性面に不安はありますが、スピード能力が高い馬で、ここでも楽に先行できそうな気配。勝ち馬の多くが先行馬の福島記念では、この先行力の高さは大きなアドバンテージとなりそうです。