【JRAデイリー杯2歳ステークス2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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2歳G2「デイリー杯2歳ステークス」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

セリフォス(牡2、中内田充厩舎)

11/10(水)栗東・CW(やや重)4F55.3-3F39.5-1F11.8(馬なり)

藤岡佑介騎手を背に栗東CWコースで単走。序盤はゆったりと進め、4Fあたりから徐々にペースを上げていくと、直線は馬場の外側を駆け抜けラスト1F11.8の好時計をマークしてゴール。1週前は藤岡騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、一杯に追われて6F81.3ー1F11.6の好時計をマークし、併せ馬を大きく突き放す好内容の追い切りを消化しました。気性的な幼さがある馬ですが、先週・最終と折り合いはスムーズで、2週続けてしまい11秒台なら休み明けでもしっかり動ける態勢にありそうです。

プルパレイ(牡2、須貝尚介厩舎)

11/10(水)栗東・坂路(やや重)4F53.9-3F38.3-2F24.8ー1F12.4(馬なり)

M.デムーロ騎手を背に栗東坂路で2頭合わせ。僚馬カリボールを1馬身追走し、内から馬体を併せて伸びていくも、あまり追うことはせずに軽めに流してラスト1F12.4をマークして半馬身遅れました。1週前はCWコースで一杯に追われ、6F80.2ー1F13.0をマークし併せ馬1馬身遅れました。遅れはしたものの、後ろからの競馬を経験させるために後方から進めたのと、併せ馬の相手がいると抜かせまいと根性を発揮する馬ということなので、闘争心を失わないようにさせる意図もあったようです。1週前には全体時計の自己ベストを更新しており、乗り込み量や動きも申し分ないので、状態自体は順調と判断します。

ドグマ(牡2、武幸四郎厩舎)

11/10(水)栗東・CW(やや重)4F49.4-3F36.7-1F11.8(馬なり)

武豊騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。僚馬ワールドウインズを2馬身追走し、直線は馬なりのまま内からラスト1F11.8の脚を繰り出しクビ差先着しました。全体時計は50秒を切る好時計をマークし、直線も鋭い脚で併走馬を楽に圧倒と時計も内容も優秀です。手前替えはスムーズさに欠けるところがありましたが、前へ出る力が強く、やや重の馬場を馬なりで楽にこの時計を出してくるのは状態が良い証拠。1週前はCWコースで2頭併せを行い、6F84.0ー1F11.8の好時計をマークしてクビ差先着と順調で、仕上がりは万全と言って良いでしょう。