【阪神ジュベナイルフィリーズ2021予想】うら若き女達の戦い！ウォーターナビレラやサークルオブライフなど出走予定馬を考察

阪神の日曜メインは2歳女王を決める一戦「阪神ジュベナイルフィリーズ」が開催です。2歳女王決定戦ということでうら若き乙女たちが集まる一戦ですが、今年は一体どんな馬が揃ったのか？今回は出走予定馬の中でも上位人気が予想される前評判の高い馬を3頭ピックアップしてみました。

ウォーターナビレラ（牝2、武幸四郎厩舎）

無傷の三連勝でファンタジーSを制覇したウォーターナビレラ。逃げ馬を見ながら少し離れた2番手から進め、自分のリズムでしっかり追走し、直線は追い比べを制して快勝。直線は詰め寄られるシーンがありましたが、もう一度伸びる勝負根性を見せました。今回初めて直線が比較的長めのコースとなりますが、これまで札幌、中山、阪神と異なる舞台で強い勝ちっぷりを披露しており、どんな条件でも安定した先行力で勝ちきっている点は好材料です。同馬を管理する武幸四郎調教師と、兄武豊騎手とJRA史上初の兄弟タッグでのG1制覇となるかに注目です。

サークルオブライフ（牝2、国枝栄厩舎）

前走のアルテミスSを快勝し、重賞初制覇を果たしたサークルオブライフ。前走は平均ペースを控え、直線は外目から上がってメンバー最速上がり33秒5をマークして快勝。本質的にはスタミナが豊富なタイプのような気配がありますが、前走は瞬発力も兼ね備えていることを証明。父は皐月賞と天皇賞秋を制したエフフォーリアを輩出し、勢いに乗るエピファネイア。2歳女王に輝き、クラシック候補に名乗りを上げられるかに注目です。

ステルナティーア（牝2、木村哲也厩舎）

前走のサウジアラビアRC・2着のステルナティーア。クラシック候補のコマンドラインにこそ敗れましたが、好位から進出してしっかり2着を確保しており、その差も勝負所での位置取りの差が影響した印象。キャリア2戦目を思えば上々の内容で、牡馬相手に上がり33秒4の切れ味を使って0秒1差なら、なんら悲観するような内容ではないでしょう。全兄のステルヴィオは2017年の朝日杯FS・2着馬で、血統的にも2歳トップが狙える存在と言って良いでしょう。