【カペラS予想2021】注目のダートスプリント!モズスーパーフレアやリュウノユキナなど出走予定馬を考察
中山競馬の日曜メインはダートスプリントの「カペラステークス」です。交流重賞を回ってくる馬や、中央オープンから来る馬、上がり馬などがぶつかり合う見応えのある一戦で、年明け2月のフェブラリーSを展望する上でも見逃せない一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気が予想される前評判の高い馬を3頭ピックアップしてみました。
モズスーパーフレア(牝6、音無秀孝厩舎)
昨年の高松宮記念を制したG1馬のモズスーパーフレア。初のダート挑戦となった前走のJBCスプリントは逃げて3着に粘り、ダートの重賞でも勝ち負けできることを証明しました。また、1200mを主戦場としてきた馬なだけに1400mの距離が懸念されていましたが、これも見事に克服。ベスト距離の1200mに戻るここは悲願のダート重賞初制覇も目前と言えそうです。ラストランとなるここは華麗なる逃げ切りに期待したいところです。
リュウノユキナ(牡6、小野次郎厩舎)
今年は大井の東京スプリント競走、盛岡のクラスターCを快勝し、地方のダート短距離路線で活躍しているリュウノユキナ。前走のJBCスプリントは5着でしたが、変則的な1400m開催に加えて不利な内枠と条件が合わない中での5着は大健闘と言えるでしょう。今年は7戦し、前走の負けを除けば4勝、2着2回と安定しており、6歳馬ながらも本格化ムードが漂っています。得意の1200mに戻るここは巻き返しの期待は十分。前走の雪辱を果たせるか注目されます。
オメガレインボー(牡5、安田翔伍厩舎)
2走前のエルムS・2着、武蔵野S・3着と惜しい競馬を続けているオメガレインボー。マイル前後の距離を主戦場としてきましたが、今回は満を持して初のスプリント挑戦となります。1200mのペースだと追走に苦労しそうですが、前が止まりやすい中山が舞台なら直線一気のチャンスも十分。比較的適性面の幅が広く、コースや展開問わない強さがある馬です。初のスプリント戦でどんな走りを見せてくれるのか期待が高まります。