【香港スプリント2021予想】香港の短距離王者決定戦!ピクシーナイトやレシステンシアなど出走予定馬を考察

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香港のスプリントG1「香港スプリント」がいよいよ開催です。昨年ダノンスマッシュが勝利し、2012~13年はロードカナロアが連覇を果たすなど、日本馬による活躍が多い一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気が予想される前評判の高い馬を3頭ピックアップしてみました。

ピクシーナイト(牡3、音無秀孝厩舎)

今年のシンザン記念を逃げ切り重賞初挑戦にして重賞初制覇を果たしたピクシーナイト。夏はCBC賞とセントウルSで2着に好走し、秋初戦のスプリンターズSを快勝し、G1初制覇を達成。その前走は好位3番手に付け、スムーズに追走し直線はこじ開けるように抜け出して一気に突き抜けました。今回初の海外遠征となりますが、父モーリスは古馬になって素質を開花させ、香港でも15年に香港マイル、翌16年には香港カップを勝っており、血統的な後押しは十分。父子による“3階級制覇”となるかに注目です。

レシステンシア(牝4、松下武士厩舎)

今年の高松宮記念、スプリンターズSで2着のレシステンシア。デビュー3連勝で阪神JFを勝利以降、勝ち星から遠ざかっており、G1戦で2着が4度とG1では勝ち切れないでいます。それでも大きくは負けておらず、今年は休み明けの阪急杯とセントウルSを勝利しており、展開一つで逆転は可能でしょう。今回は初の海外遠征となりますが、スプリンターズSから2か月という理想的な間隔で、1400mをこなせるスタミナもあるので、タフなペースになりやすい香港スプリントでも好勝負は十分可能でしょう。

ダノンスマッシュ(牡6、安田隆行厩舎)

昨年の香港スプリントの覇者、ダノンスマッシュ。4月のチェアマンズスプリントプライズではJRAオッズ1.4倍という圧倒的人気を裏切り、まさかの6着に敗退。レース間隔が短かったのもありますが、前走のスプリンターズSは得意のはずの休み明けでも6着と精彩を欠いています。近2戦の敗戦は気になるところですが、今回は結果を出した昨年と同様のスプリンターズSからの臨戦ということで、変わり身の余地は少なからずあるはずです。父子二代での連覇という偉業のためにも巻き返しを期待したいところです。