【JRA愛知杯2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?
牝馬限定のハンデG3「愛知杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
アンドヴァラナウト(牝4、池添学厩舎)
1/12(水)栗東・坂路(やや重)4F55.1-3F39.6-2F25.7-1F12.6(馬なり)
松山弘平騎手を背に栗東坂路で単走。薄らと雪が積もった足場の悪い馬場での追い切りということもあり、馬なりで流す軽めの内容でした。ただ、1週前には坂路で4F51.3-1F11.7の好時計をマークして自己ベストを更新しているので、強い調教は必要なさそうな気配。本数も1週前の時点で7本目と入念に乗り込まれており、調整過程は中3週と間隔が短かった前走以上と見て良いでしょう。万全の仕上がりにあると見ます。
アナザーリリック(牝4、林徹厩舎)
1/12(水)美浦・南W(やや重)5F68.6-4F52.4-3F37.6-1F11.4(馬なり)
津村明秀騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。僚馬チュウワジョーダンを1馬身追走し、コーナーを深く回って内から並びかけると、直線はラスト1F11.4の鋭い末脚を披露して1馬身先着しました。鞭も入って強めに追われる相手を寄せ付けることなく、馬なりのまま楽々と1馬身先着する好内容の追い切りを消化しました。前脚を高く上げる雄大なフットワークながら脚取りは滑らかで素軽く、好状態に仕上がっているという印象です。
マジックキャッスル(牝5、国枝栄厩舎)
1/12(水)美浦・南W(やや重)5F66.2-4F51.2-3F37.2-1F11.8(馬なり)
美浦の南Wで3頭併せ。前に僚馬のロムネヤ、後ろにビューティフルデイを置き、前半はゆったりと折り合いに専念しながら進めると、後半は徐々にペースを上げていき、直線は内から終い重点に追われてラスト1F11.8と鋭く伸びて外のロムネヤと併入、内のビューティフルデイに2馬身先着しました。前走15着大敗後、帰厩して蹄に不安が出たということで状態面が懸念されていましたが、すっかり爪の不安も解消された様子。巻き返しの態勢は整ったと見ます。