【川崎記念2022予想】年明けダートのビッグレース!チュウワウィザードやカジノフォンテンなど出走予定馬を考察
2月2日は川崎競馬場にて年明けダートのビッグレース「第65回川崎記念」が開催。JRA所属6頭と南関東所属7頭の計13頭が出走を予定。今回は中でも人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。
チュウワウィザード(牡7、大久保龍志厩舎)
2020年の川崎記念を6馬身差で快勝したチュウワウィザード。これまで中央・地方のG1を3勝しており、前走のチャンピオンズCでも2着など地力は上位の1頭です。20年の川崎記念は好位追走から4コーナーで先頭に立つ積極策で快勝しており、この時に手綱を握った川田将雅騎手と今回は約2年ぶりのコンビ復活となります。通算成績は10戦して7勝、2着2回、3着1回で馬券圏内は100%と相性は抜群のコンビ。本番のドバイ遠征へ向けた叩きの一戦となりますが、地力上位のここは強さを示したいところです。
カジノフォンテン(牡6、山下貴之厩舎)
昨年の川崎記念の覇者、カジノフォンテン。果敢に先手を奪ってマイペースに持ち込み、2着オメガパフュームに3馬身差をつけて圧勝。近3戦は掲示版外に敗れるなど順位を落としていますが、3走前の帝王賞・10着は“暑さ”、2走前のJBCクラシック・6着は“右回り”、前走のチャンピオンズCは逃げない“好位からの競馬”を展開したこととそれぞれ敗因は明らかです。やはり逃げて自分の形に持ち込むのがこの馬のベストな競馬で、主戦の張田昂騎手に手が戻る今回は先手を主張する可能性が高そうです。昨年3馬身差圧勝した舞台で復活の勝利なるかに注目です。
ヴェルテックス(牡5、吉岡辰弥厩舎)
前走の名古屋グランプリを快勝し、重賞初制覇を果たしたヴェルテックス。2走前の浦和記念でも3着に好走しており、地方の深い砂は問題なし。2000mの距離もこれまで5戦して2勝、2着1回、3着2回で馬券圏内は100%と好成績です。前走の名古屋グランプリは中央勢がダンビュライト以外重賞勝ち馬がいないという手薄なメンバーでしたが、好位内で流れに乗り、直線の追い比べを制して2着馬に2馬身半差を付けて快勝する強い勝ちっぷりでした。3走前のブラジルCでも3着に好走しており、中央のリステッドでも好走と近走メキメキと力を付けてきています。相手関係は一気に強化されますか、充実一途の今なら通用してもおかしくないでしょう。